パリを訪れた時、オペラ座ガルニエ宮の内部を見学してきました。(2016年9月)
日程的にオペラ座でバレエを見る・・というのは難しかったのですが、ネオ・バロック様式の建築、豪華絢爛な内装や、シャガールの天井画を見ることができて満足です。
大好きな「オペラ座の怪人」の世界に浸れました。
パリのオペラ座は観劇しなくても見学することができる
オペラ座ガルニエ宮ではバレエの公演を行っていますが、日中は中を見学することができます。チケットを購入して入ります。有人のチケットブースでは現金、機械ではクレジットカードが使えました。 有人ブースだと列ができていましたが、機械の券売機だとすぐに購入できました。
オペラ座の大階段
チケットブースから入って歩いて行くと、大階段がありました。
映画「オペラ座の怪人」が好きなのですが映画のワンシーンを思い出しました。
頭の中でMasqueradeが流れてたよ。
それにしても人多かったな!誰もいない時に正面から階段を写真に撮りたかったけど、人多すぎで諦めました。
ヴェルサイユ宮殿のような豪華さのホワイエ
ホワイエ(ロビー)が鏡とシャンデリアでキッラキラでとてもまぶしかったです。シャンパン片手に幕間に歓談するのでしょうかね。それにしても眩しい。眩しいぜ・・。
細かい装飾だなあ。2004年に修復を終えたらしく、鮮やかです。
不思議な空間のサロン
ホワイエの絢爛豪華な装飾を見た後、小さなサロンを見ました。不思議な感じのする装飾で、私はこっちの方が落ち着きました。天井にお星様が降っていて綺麗でした。
シャガールの天井画
劇場の天井画はシャガールが描いた「夢の花束」。この見学で最も見たかったものです。
と思ったのですが、次の舞台の準備をしているらしく、劇場内への立ち入りが禁止されていました・・・・。
え、え?ええええ?見れないのぉぉぉぉ・・天井画みてみたかったナ・・・と思ってしょんぼりしながらうろうろしていたら、数分後運よく解放されたボックス席に入ることができました。タイミング大事。運次第です。
「夢の花束」シャンデリアと相まって、美しかった。
色ごとにバレエの有名なシーンが描かれています。オペラグラス持って行くとより楽しめますよ。
天井画ももちろんですが、劇場内の装飾、赤と金、ベルベットの座席とため息ものの美しさでした。
また、写真は撮れませんでしたが天井までびっちりと本の詰まった図書館がありました。本は取り出せないようになっていたけど、オペラ座にまつわる書物が収められていました。
オペラ座、ホワイエがキラッキラなので、地下のちょっと薄暗いところが余計に暗く見えて、もしかしたらほんとにファントムいたのかも・・・と考えながら見てまわると楽しかったです。