オーストリア ウィーンにある宮廷家具博物館に行ってきました。(2018年6月)
この博物館は王宮やシェーンブルン宮殿など有名観光地の入場がセットになったシシィチケットで入場することができる博物館なので割と有名な博物館かと思います。
博物館の名前の通り、165000点と世界最大級の所蔵数をほこる家具博物館(というか家具倉庫だった)で、宮廷家具が山のように(無造作に)展示されており、さながらIKEAの展示ルーム豪華版のようで見応えがあります。
しかしながらあまり人気はないのか、私の訪問時には人っ子一人いなくて貸切で楽しんできました。
- やっぱりシシィグッズの展示が多い
- とにかく展示物の数が多い
- なんだかベッドが短いのはなんでだろう
- 映画「シシィ」でつかわれた家具
- もともと宮廷家具の倉庫だった
- 20世紀、21世紀ウィーンの家具も展示
- 宮廷家具博物館の場所と開館情報
やっぱりシシィグッズの展示が多い
ウィーンを訪れたら一度は見るであろうオーストリア最後の皇后エリーザベト(シシィ)の肖像画が飾っていました。
彼女が愛用した扇子なども飾っています。
とにかく展示物の数が多い
これだけ並ぶと面白くなってくるなというくらい同じアイテムが展示されていました。
ずらーっと椅子。
ずらーっと燭台。ずらーっとトイレ。
またもや椅子。
まさにIKEAのように、小さなブースで区切られ部屋をイメージして家具が並んでいます。
誰か住んでいそうです。
なんだかベッドが短いのはなんでだろう
ベッドも大量に展示されています。が、なんだかどのベッド短い。多分150cmくらいしかない。
いくら昔の人が背が低いと言っても短すぎやしないか、どうしてだろうと思って調べたら、昔のこのあたりの西欧人は、座ったりくの字型で寝るのが一般的だったらしいから・・らしい。一つ、明日使えない雑学を学びました。
映画「シシィ」でつかわれた家具
シシィの生涯を題材にあつかった映画に、この博物館の家具が提供されていました。映画で使用した家具も、映画のシーンのスチールや動画とともに飾られていました。
もともと宮廷家具の倉庫だった
この博物館、もともと宮廷家具の倉庫でした。1747年にマリア・テレジアが作ったのが始まり、らしいです。
倉庫が通れるようになってます。展示しきれない家具が積み上げられていました。シャンデリアが収納として吊るされている。無造作すぎる。
20世紀、21世紀ウィーンの家具も展示
1900年頭ころの家具も展示してありました。キッチンを再現してたり、楽しい。
1900年ころのウィーンの椅子。
1900年頃のウィーンのアパートの家具。アパートの中をそのまんま移設しましたって感じでベッドルームも再現されていて、居心地が良さそうでした。
宮廷家具博物館の場所と開館情報
地下鉄U3 Zieglergasse駅が最寄りです。 え?ここにあるの?というくらい大通りからそれた場所にあります。