ローマ訪問で映画「ローマの休日」のロケ地に行ってきました。(2017年1月)
ローマの休日といえば、トレヴィの泉や真実の口、スペイン広場などなど有名な場所はたくさんありますが、アン王女が最後に記者会見を行う場所、コロンナ宮殿に行ってきました。
存分に"ローマの休日"を満喫してきました。
コロンナ宮殿は週1日しか開いていない
コロンナ宮殿の公開している部分のコロンナギャラリーは、週に一度しか開館日がありません。土曜日の午前中9:00-13:15までです。「ローマの休日」のロケ地の中で最も行ってみたい場所だったので、旅程とタイミングがあって幸いでした。
これです、このシーン。アン王女が最後の記者会見を行う場所です。
ちなみにこの記事を書くために調べたのですが、ローマの休日は著作権が切れているのですね。もう50年以上前の作品だと。
コロンナミュージアムの入り口
うっかりすると見過ごして通り過ぎてしまいそうなくらい、入り口はこじんまりしています。写真は入り口の少し手前のあたりです。
っと。ありました。入り口。コロンナギャラリーの写真が貼ってあるのが目印です。なかったら、確実に通り過ぎていました。
こじんまりとした入り口を入ると、係りの人が数人。入場料を払うとパンフレット(返却必要だけど細かな作品の説明が書いてある)を渡してくれました。英語をもらったんだけど、日本語もあったので替えてもらいました。そのほか、種類があったのでかなりの言語に対応しているようでした。
ローマの休日のロケ地の大広間
コロンナギャラリーは、250点もの絵画を所蔵しています。ちなみに、個人所有の宮殿だそうな。ローマの貴族すごい。
が、せっかくローマの休日のロケ地にきたので、絵画鑑賞の前にまずは映画と同じ角度から比較してみます。
じゃん。撮ってみました。
おおお。ローマの休日の世界・・。
おおぉぉ・・・。
見上げたらこんな感じ。おぉぉ・・・。
階段にめり込んだ鉄球
大広間に繋がる階段のところに、鉄球がめり込んだままになっています。ギョッとしましたが、1849年ナポレオンⅢ世のローマ侵略のときに撃った球だそうです。すごい。
圧倒される展示の数々
家族用の小さな礼拝堂。全然小さくないんですけどネ。
ムラーノガラスのシャンデリア。美しい。
大きなタペストリー。すごく細かいの・・。
刺繍の間。金糸がすごい、天蓋がゴージャスで・・・。言葉が出てこない。
見応え十分でした。今回、ローマの休日のロケ地に行ってみよう、ということでやってきましたが、歴史を感じる絵画がたくさんあって、もっとイタリアを勉強してからまた来たら楽しめるなあと感じました。
素晴らしい休日が過ごせました。