キャセイパシフィック航空のA350-900。2016年9月に導入が始まった機体です。
このA350-900に乗りたくて台北から羽田に帰る際、遠回りして香港経由で帰ってきました。
今回は、ビジネスシートを中心にレポートしたいと思います。
ウェルカムドリンクはシャンパン
地上ではとりあえずビールですが、機上ではとりあえずシャンパンです。
やっぱりガラスのグラスで出てくると嬉しいです。プラカップはちょっとね。
グラスのプレートに小さくキャセイパシフィックの文字が入っていました。このグラス欲しいですw
今回のサービスは、金服ベテランCAが担当してくれました。
べたべたはしてないけど、もっとぐいぐいくる感じ。嫌いじゃないですw
シートの配置
ビジネスシートのシート配置は、1-2-1で全席通路に面したヘリンボーンです。
進行方向に向かって座席が斜めに配置されています。
JALも去年ヘリンボーンを導入しています。スカイスイート777、シンガポールや香港、ホノルル路線がこのタイプです。
このキャセイのビジネスシート、座席によって窓の数が異なる場所があります。
20Aは窓1枚、21Aは窓2枚でした。写真は21Aです。
窓が多いほうがいいという方は、座席指定のときシートマップに要注意ですね。
収納が充実
シートは座って手が届く範囲に収納が充実しています。
カメラとかスマホとか本とか・・・広々ビジネスシートの場合でも案外置く場所に困るんですよね。座ったままだと収納に手が届かなくて、いちいちベルト外すの面倒だったりして。
窓側にあるサイドテーブルの下は収納になっていました。
開けてみると、鮮やかな赤色。てんしょんあがる^^
ヘッドフォン収納は扉付き。充電スペースが一体になっています。USBとユニバーサルAC電源が中にあります。
扉の裏に鏡がついてるのいいですね。乙女的には高ポイントです。
さらに鏡の下にはポケットがついているので、スマホをポケットに入れて充電できて便利です。
機内エンターテイメントのシステムが賢い
スマホっぽいコントローラは、デフォルト画面に飛行目的地と気温、目的地までの時間が表示されています。目的地までの時間って気になってよく確認するので、すぐ見えるところに表示してくれててありがたいです。
こちらはモニター画面。
地味に嬉しい機能が、飛行時間で見切れない映画は、警告が出るところ。短距離フライトだと全部観れるか観れないか微妙な時間の映画が多くて、ラストシーンだけ見逃すってことが多いのです。アナと雪の女王、ラスト部分だけ未だに観れていません・・・。
可動式のアームレスト
シート横のボタンを押すと写真のようにアームレストを伸ばすことが出来ます。
伸ばしたらペットボトルを入れるスペースがでてきました。
手前のアームレスト(昇降してる方の手前のボタンがあるやつ)は、シートに沿って伸ばすことができるようです。特に就寝中はよさそう。小さな差異ですが、広く横になれますね。
フルフラットにしてみた
あまりに短距離なフライトなのでフルフラットにして休むことはありませんでしたが、シートを倒してみました。 このシートなら長距離線もゆったり休めそうです。
リクライニングのレバー。こうやって、レバーをぐいっと押すと、シートが倒れるんですよー。このタイプわかりやすくて好きです。
ですが、このレバーを使ってもとの位置に戻したところ、微妙にちゃんと戻らない。
すると、気づいた金服がやってきて、
「このシートはsensitiveなの。オホホ。」と言い、
両手でシートをつかんで無理やりポジションを戻して去って行きました・・・。
ラバトリーのアメニティ
洗面所に置いてあったアメニティはオーストラリア生まれのオーガニックブランド、ジュリークでした。
置いてるものとは種類は違いますけど、ジュリークのハンドクリームってアットコスメのベストコスメアワード1位をとってて、とても高い評価を受けてるんですっ。(旅先では必ずハンドクリームを買い求める現在ストックが30本あるハンドクリームマニアです。)
造花かな?と思ったら、生花が飾っていました。1輪でも機内で見ると贅沢に思います。