海南航空のビジネスクラスを利用して、羽田から北京まで飛んできました。(2017年7月)
スカイトラックス社の格付けで5スターエアラインにも選ばれた海南航空。
中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空に続く中国では4番目に大きいエアラインの海南航空。
・・・以前から気になっておりました。5スターエアラインの実力、見せてもらいましょうか。
ビジネスクラスは全8席
正直、中国系のエアラインということで全く期待しておりませんでした。比較的新しめな機材のようでラッキー。フルフラットではないですが、北京線は日系でもお古なシートなのでこんなもんでしょう。
ビジネスクラスは全8席で満席でした。日本人は私ともう一人の2名のようでした。機材はB737-800です。
USB充電もできるよ。
すぐに寝たため、モニターは出しませんでした。隣の方が出してたのを見る限り、このアシアナのビジネスと同じくらいのサイズ(と分厚さ)でした。
赤いパーティション、よく見るとラーメン鉢みたいな柄でした。
ウェルカムドリンクは泡なし
まあ、短距離線ですからね、シャンパンは積んでないようです。ウェルカムドリンクは、オレンジジュースをいただきました。出発は深夜2時です。
飲み物の前におしぼりやってきました。ちゃんと、陶器のおしぼり置きにのかって出てきます。おお。さすがファイブスター。
オレンジジュースと、お菓子です。3種類あって好きなのをどうぞ。とのことでチーズ味のピーナッツをもらいました。もぐもぐ。ビール欲しい味。
ジュースのコースターがかわいいです。エンボス加工いいね。
期待以上の機内食
機内食は、中華、洋食、和食からのチョイスでした。
日本発なので和食を選んでも変なものは出てこないだろう・・ということで、和食を選びました。深夜?早朝?の3時の朝食です。寝ればよかったのですが初めての海南航空ということで、興味が勝りました。
美味しそう。というか酒がすすみそうなラインナップだ!
メニューに前菜って書いてるのこれだけど、完全なるつくね。
たらば蟹と昆布巻きとつる葉
豚角煮 南瓜八方煮 花形人参八方煮
焼き鯖と蓮根 さつま芋甘露煮
このほかに、おかゆ(中国粥です。炊きたてのお米をできれば合わせてください・・)とフルーツがありました。フルーツは寝落ちして食べられず。
アルコールはしょぼい。ビールはアサヒ。
中国茶はたくさん種類がありましたよ。やっぱり中国は、コーヒー流行ったりワイン爆買いしたりしても、お茶文化なのでしょうかね。
ブランケットが気に入った!
担当してくれたクルーは男性で、しっかりしたサービスを提供してくれました。終始笑顔。お茶がなくなればさりげなく新しいお茶を持ってきてくれました。
ブランケットってビジネスクラスだと、もともと座席に置いてることが多いですが、食後にクルーが持ってきてくれました。ちゃんと一人一人の動向を見てるのでしょう。そろそろ寝よっかな、と思ったら言うまでもなくナイスなタイミングでブランケットを持ってきてくれました。
しかも1枚ずつ広げて持ってきてくれました。某社の駅弁売りみたいに大量に抱えて、ブランケットいかがっすか〜と歩く感じとは異なる。8席と座席が少ないからできるのだろうけど、ロングホールでもこうなのでしょうか?気になります。
ちゃんと海南のロゴマークが見えるように端を折ってたので、サービスルールで決まってそうです。
そしてこのブランケットも高ポイント。タイ国際航空と同じようなタイプのふかふか系のやつでした。私の航空会社ブランケットランキングの一位はタイ国際航空です。
ちょっと意外に思ったこと 総括
客層ですが、ロシア系の人が多くいました。深夜発なので北京で乗り継ぐのにちょうど良いのでしょうか。日本人客はあまりいませんね。大学生っぽいグループを1組見かけて、他はだいたい中国人(と思われる)でした。
そういえば、日本人クルーは見かけませんでした。去年頃から北京ベースで日本人採用が出てるのをみたので、日本人クルーもいることにいるはず。
結果はハード面、ソフト面どちらも期待以上でした。
客室乗務員の制服のデザインリニューアルが発表されてますから、新制服に変わったらもう一度乗りたいと思います。
しかしながら、3大アライアンスに所属していないのは扱いずらいですね。